《今月のおばんざい》です。「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをおたべちゃんのお母さんにお聞きします。
おばんざいの基本、だしの取り方はこちらを参考に!

京野菜のちょっとしたブームで、京人参や、蕪、九条ねぎ等、冬野菜の代表みたいですが、白菜も冬野菜としてよく使う野菜の一つです。そしてお鍋や、中華料理等にとつい買いすぎてしまいますが、よく芯の部分が残ったりすると、この甘酢漬けを作ります。スープは、手羽先を油で揚げてこくを出して中華風にしました。このところの韓流ブームで、残った白菜でキムチを作ってみました。初めてにしてはまーまーの出来でしたが、白菜一つで、暖かい鍋、中華からキムチまで楽しんで作る事が出来ました。お料理って本当に楽しいですねえ!
「白菜」
冬に欠かせない野菜の一つ、白菜。旬の冬にはやすく手に入るので、1つどんと買ってみましょう。ちょっと厚めの外の葉、白い茎、中のやわらかい部分など、3種類の味わいが楽しめます。もともと、長持ちする野菜ですが、半分に切れている物は、株の根本に縦に切れ目を入れておくと成長が止まるので、鮮度が保たれます。
淡泊なので、沢山食べることが出来、他の野菜よりも栄養分を多く摂取できます。スープまで、しっかりと味わってくださいね!

材料(4人分)
作り方
【白菜と鳥手羽のスープ】
白菜:半分(葉さきの部分)
鳥手羽:8個
茹で筍:小1個
椎茸:4枚
春雨:少々
葱:少々
生姜:少々
揚げ油:ごま油

鶏ガラスープ:カップ4
出し汁:カップ1
椎茸のもどし汁:少々
酒:大匙1
薄口しょうゆ:大さじ1〜2
塩:小さじ1

Point
鶏ガラスープは以前ご紹介したこちらを参考にしてください。もちろん、鶏ガラスープの元を利用してもOKです!
1.

下準備
椎茸は水で、
春雨はお湯でもどしておく。
鳥手羽は、しょう油で、
下味をつけておく。


2. 白菜、筍、の椎茸と春雨を、それぞれ4センチ位の食べやすい大きさに切っておく。

3.

鳥手羽を、油で揚げる。


4.

鍋を熱くして、葱、生姜をごま油でいため、 のスープとの鳥を入れて煮る。

 
5.

の野菜を入れ、白菜が柔らかくなったら、味をもう一度みて出来上がり。

材料(4人分)
作り方
白菜の甘酢漬け
白菜の芯の部分:1/2
人参:1/2
ピーマン:2個
土生姜:1片
赤唐辛子:2〜3本
ごま油:大さじ2
塩:少々

米酢:100cc
砂糖:100cc

 
1.

白菜の芯の部分、人参、ピーマンは其々4cm位の千切りにしておく。


2.

ボールにの野菜を入れ、まんべんなく塩をして、2〜3時間おく。

 
3.

を鍋に入れ、少し煮てさましておく。

 
4.

土生姜は、細い千切り、唐辛しは種を取っておく。


5.

の野菜をさっと水洗いし、固く絞っておく。

 
6.

中華鍋で、ごま油を熱し、 の野菜にをのせ、熱い胡麻油をかける。

7.

の甘酢を入れて少し漬けておいてから頂く。