8月は、お盆にご先祖様にお供えする、精進料理です。本来は「精進だし」(干椎茸、昆布、大豆等でとる)で作りますが、今回はいつもの出し汁を使いました。この暑さにはあっさりとした野菜料理と、のどごしのよい冷たいおそうめんや、冷や麦が一番美味しいですね!もちろんそうめんつゆは、おたべちゃんの好きな自家製つゆです。簡単なので、ぜひ、作ってみて下さいね。京都では御精霊(おしょうらい)さんのお膳といって、精進料理の他に13日は「おむかえだんご」から始まり、おはぎや、白むし等16日までお供え物が決まっています。また、古い家ではお料理の献立の書き付けまで、仏壇の引き出しに入っていたそうですよ。
ずいきの胡麻和え
ずいきの薄皮を手でむいておく。
Eの水に、昆布と椎茸、干しエビを入れ一晩漬けておく。
1の椎茸を取り出し、火にかけ沸騰寸前にかつおを入れ、こしておく。
鍋にEのみりんを煮きり、2のこした出し汁を入れ、Eの薄口醤油と塩で味を整え、もう一度かつおを入れこしてから冷やしておく。
2の椎茸を、Fの煮汁で炊いておいたものを薄く切っておく。
たっぷりのお湯でそうめんを茹で、よく水で洗ってから器に盛り、4の椎茸と氷も添える。
3のつゆに、薬味として、刻みねぎ、わさび(しょうが)を添えて出す。