四季の食材とおばんざい<水無月-新じゃがいも>

《今月のおばんざい》です。「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをおたべちゃんのお母さんにお聞きします。
おばんざいの基本、だしの取り方はこちらを参考に!
新じゃが
お惣菜の定番中の定番は、何と言っても肉じゃがですね!いつかお友達と肉じゃがの話をしている時、それぞれの家庭によって、作り方は全部違っていました。是非、我が家の味で作ってみてください。アドバイスとすれば、牛肉は京都の「三嶋亭」のこま切れがお勧めの品です。6月は、梅、らっきょう、新しょうが等をつける時期で、主婦にとって忙しい月ですが、野菜の新物が柔らかくて、とても美味しい時期です。香りのいい、新しょうがご飯を是非作ってみてください。
肉じゃがとしょうがごはん
「新じゃが」
初夏、畑を掘り起こすと土にまみれたじゃがいもが顔を出します。うれしい新じゃがの収穫の季節が今年もやってまいりました。新じゃがは通常のものよりも皮が薄く、細胞膜の構成成分であるペクチンと呼ばれる物質が多く含まれています。この成分により、新じゃがは煮くずれしにくく、煮物に最適です。是非ご家庭でおためし下さいね。

材料(4人分)
作り方
肉じゃが】
馬鈴薯:5〜6個
玉ねぎ:半個
牛肉(こま切れ):200g
土しょうが:一片
きぬさや:10枚程

酒:100cc
砂糖:大さじ1
濃口しょうゆ:大さじ1

水:100cc
砂糖:大さじ1
濃口しょうゆ:大さじ1

1.

じゃがいもは洗って皮をむき、適当な大きさに切って水にさらしてざるにあげておく。

1.じゃがいもを切る
2. 玉ねぎは薄くスライスしておき、土しょうがは千切りにしておく。

2.玉ねぎはスライスし、土しょうがは千切りにする
3. 鍋にの調味量を煮立て、肉だけを手早く煮てあげる。

3.牛肉を煮る
4. 肉をざるにあげ、煮汁を鍋に残しておく。

4.煮た牛肉をざるにあげる
5. 4の煮汁に、12の野菜を入れ、の調味量を入れて煮る。

5.野菜を煮る
6. じゃがいもが柔らかくなった位に、3の肉を戻し、ひと煮たちしたところで火をとめる。

6.できあがり
7. 絹さやは、さっと茹で、6のできあがったものにちらす。

 
材料(4人分)
作り方
【新しょうがご飯】
米:3合
新しょうが:2片
(100g)
三つ葉:1束

だし汁:3カップ
薄口しょうゆ:大さじ1
塩:少々
酒:少々

1.

米は30分前に洗ってざるにあげておく。

1.米をざるにあげておく
2.

新しょうがは洗って繊維にそって薄くきり、千切りにしたものをもう一度水で洗い、固く絞っておく。

2.千切りにしたものを水で洗い、固く絞っておく
3.

の米とのしょうがを炊飯器に入れ、のだし汁で炊く。

 
4.

熱湯でくぐらせた三つ葉の軸を冷水にとり、水気を取って適当に切り、炊きあがったご飯の上に、彩りよくのせる。