《今月のおばんざい》です。「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをおたべちゃんのお母さんにお聞きします。
おばんざいの基本、だしの取り方はこちらを参考に!

今年は、本当に災害の多い年ですね!被害にあわれた方も大変ですが、野菜のあまりにも高いのには、びっくりです。これからちょっと冷え込んだ日には、お鍋などしたいと思っても、何と白菜やほうれん草の高い事!・・・・でもじゃがいも、人参、玉葱は安定しているようです。肉や、野菜からでる味に、出し汁をたして、和風ポトフで温まって下さい。そしてパックのしめじや、オクラ、にらや、もやしなどで献立を考えてみてください。
「秋の野菜」
今では、通年の商品ですが人参や、ジャガイモ、たまねぎは秋が旬です。(種類によって異なりますが・・・)蕪も美味しい季節になりました。蕪は根っこよりも、葉の方に栄養があり、鉄分・カルシウム・ビタミンが豊富です。野菜が高い今年は、大切に野菜を使って献立を考えたいものですね。

材料(4人分)
作り方
【和風ポトフ】
牛肉のすね肉:200g
じゃがいも:2個
人参:1本 (残りは香味野菜に使う)
小玉葱:8個
小蕪:2個

セロリ:半本
人参:残ったもの
玉葱:半個
ローリエ:3枚

出し汁:400cc
塩:少々
胡椒:少々
薄口しょうゆ:少々

Point
面取りして出たクズ野菜も、当然!香味野菜に入れて、スープの出ししてくださいね。

1.

すね肉は、凧糸でしばり、じゃがいも、人参、こかぶは、一人2個ずつ8個を目安に切り、煮崩れないように面取りをしておく。

2. 鍋に適当に切ったの香味野菜と、下準備をしたすね肉、ローリエと入れ、 1000ccの水を加えて1時間程煮込む。(時々、あくをすくう)


3.

スープを煮ている間に、 で面取りをした野菜を、堅い目に茹でておく。

 
4.

小玉葱は、皮をむいておく。   

5.

の肉が柔らかくなったら、香味野菜を引き上げて、 の出し汁との野菜を入れやわらかくなるまで、少し煮込んでから、 の調味料で味を整える。

 
6.

お椀に、適当に切った肉と、野菜を入れてから、熱いスープを入れる。

材料(4人分)
作り方
しめじの煮びたし
しめじ:1パック
オクラ:半パック
紅葉麩:半本

出し汁:150cc
みりん:大さじ1
薄口しょうゆ:大さじ1

 
1.

鍋にを入れ、しめじをさっとたいておく。


2.

オクラはさっと茹で、紅葉麩も8個に切り、茹でておく。

3.

をボールにあけ、少しさましてから、のオクラと紅葉麩も一緒に漬けておく。


材料(4人分)
作り方
牡蠣ご飯
米:3合
牡蠣:150〜200g
土生姜:一片
酒:大さじ2

出し汁:3カップ
薄口しょうゆ:大さじ1
塩:少々

 

1.

米は30分〜1時間前に洗い、ざるにあけておく。

 
2. 牡蠣は、大きいものは2〜3個に切り、酒でさっと火を通す。

3.

土生姜は、薄く切って千切りにしておく。

 
4.

炊飯器にの米を入れ、2の牡蠣と3をいれ、 の煮汁をあわせたもので炊く。