《今月のおばんざい》です。「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをおたべちゃんのお母さんにお聞きします。
おばんざいの基本、だしの取り方はこちらを参考に!

祇園祭のお囃子の音とともに、京都は本当に蒸し暑い夏を迎えます。でもまた夏野菜、茄子や、唐辛子、きゅうり、トマト、京野菜ではずいきもおいしい季節です。お祭りにはかかせない鱧と、茄子の胡麻和えでお祭りのお客様の一品にしてみました。おたべ新町店は、祇園祭の南観音山という山鉾が建つところにあります。是非寄ってみてくださいね。
「万願寺とうがらし」
とうがらしの中で最も大きいとうがらしです!(10〜15cm)
肉厚でボリュームたっぷり、
果肉は柔らかめで、種が他のものに比べ少ないので、とうがらしが苦手な方にもおすすめです。しかも、辛いものがないのでお子様にも美味しいと言ってもらえるとうがらしです。
食べ方としては焼き物、炒め物、天ぷらと幅広く使えます。

材料(4人分)
作り方
鱧の牛蒡巻きと万願寺とうがらし

鱧:半本(骨切りしたもの)

牛蒡:半本
万願寺とうがらし:8個

酒:1/2カップ
出し汁:1/2カップ
みりん:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ2

酒:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ2
出し汁:大さじ2

 
1. 鱧は魚屋さんで骨切りしたものを10cm位に切っておく。
 
2. 牛蒡は鱧と同じ長さに切り、縦にも2つか3つに切り、さっと湯がいて冷ましておく。

 
3.

の鱧での牛蒡を巻き、つまようじでとめておく。

 
4.

鍋にの調味料をいれ、 の鱧を煮含めてから、つけ汁のまま冷ましておく。

5.

万願寺とうがらしは焼いてから、さっと水で洗いし、かたくしぼったものをの漬け汁に漬けておく。

6.

の鱧を適当に切ったものとをもりあわせる。

材料(4人分)
作り方
茄子の胡麻和え
茄子:2個〜3個

すり胡麻:大さじ2
胡麻ペースト:大さじ1
薄口しょうゆ:大さじ1
砂糖:大さじ1
酢:小さじ1

※胡麻ペーストは便利です!
胡麻和えを作るとき、いつも少しだけ胡麻ペーストをいれるとコクがでます。瓶詰めや缶いりで当り胡麻で市販されています。冷しゃぶのたれや、胡麻ドレッシング等に使えとても便利です。
1. 茄子は縦半分に切り、それを薄く切って水につけあくをとっておく。
2. を湯がいて水でよくあらってから、よく絞り水気をとっておく。


 
3.

の胡麻だれに、好みで山椒の粉をいれて、の茄子とあえる。


材料(4人分)
作り方
しそ鮭ごはん
米:3合
鮭:2切れ
青じそ:1束

酒:大さじ1
薄口しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ1

 
1. 米は洗って、炊飯器で炊いておく。
 
2. 鮭は、鍋に湯をわかし、すこし酒を落とした中で、茹でておく。

 
3.

の鮭の身をほぐし、骨と皮をとり のつけ汁につけておく。

 
4.

青じそは、細かく千切りにし、すこし塩して絞っておく。

 
5.

のご飯にとを混ぜて出来上がり。(鮭の身が残ったらお茶漬けにしてもいい)