《今月のおばんざい》です。「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをおたべちゃんのお母さんにお聞きします。
おばんざいの基本、だしの取り方はこちらを参考に!

6月は、梅、らっきょう、しんしょうがと、次々とでてきますので、とても主婦にとっては忙しい月ですが、色よく梅が漬かったりするととても 嬉しいものです。今回は1年分の山椒を塩茹でして、水分をよくとりタッパーに入れ冷凍しておきます。自家製の塩昆布や、じゃこ山椒等につかってください。京うどは最近少なくなりましたが、あの歯ざわりはとても爽やかです。また、煮付けてもおいしいものです。
「さんしょ」
ぴりりとしたおいしさの山椒。売っているものは房になっているものが多いので、実をとって、塩湯でして、 水分をよくとりタッパーに入れ冷凍しておけば保存できます。1年分を旬の時期に保存・・・おいしさのポイントですね。佃煮はもとより、煮魚やお肉料理の香辛料としても最高です。

材料(4人分)
作り方
【じゃこ山椒ご飯】
米:3合
じゃこ:100g
山椒:30g(ゆであがりの分量)
酒:大さじ3
胡麻油:大さじ1

出し汁:大さじ3
薄口しょうゆ:大さじ3
みりん:大さじ2

※山椒の保存方法
旬の今の時期に1年分の保存をしましょう。
作り方の次に、良く水気をとり容器に入れて冷凍します。緑も鮮やかに保存できますよ!

1. 米3合は洗って、炊飯器で炊いておく。  
2. 山椒は枝をとり、塩茹でしたものをつめたい水でよく洗っておく。


3.

鍋にじゃこをいれ、酒で軽くいってから、ごま油でいためる。

 
4.

の鍋にの山椒をいれ、 の調味料を入れ、汁がなくなるまで炒り煮する。

5.

炊き上がったご飯に、 のじゃこ山椒をまぶして出来上がり。

 
材料(4人分)
作り方
京うどとみようが胡瓜と蟹味の酢の物
京うど:四分の一本
みょうが:2個
胡瓜:1本
蟹身:80g

合せ酢
酢:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ2
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1
出し汁:大さじ1
生姜の絞り汁:小さじ1

 
1. うどは4センチ位に切り、皮をむいてから縦に半分にきり、薄く切ったものを水にはなしておく。

2. 胡瓜を4cm位の千切りにしたものと、みょうがを薄くきったものを、薄い塩水にはなしておく。

 
3.

をざるにあげ、よく水気をとったものと蟹身を、の合わせ酢であえる。


4. 彩りよくお皿に盛る。
材料(4人分)
作り方
鯛の潮汁
鯛(あらで良い):4切れ
うどの千きり:少々
きざみねぎ:少々
出し汁:800cc

:大さじ1
口しょうゆ:大さじ1
:小さじ1

 
1. 鯛に少々塩をしてすこししてから、熱湯をかけ、霜降りにしたものをよく洗っておく。

2. 鍋に出し汁をいれ、煮立った中に鯛をいれ、で味を整え、うどを入れお椀にもってから刻みネギをそえる。