Apr.SPRING
「おばんざい」とは、京都のお母さんの味、お惣菜のことです。旬の食材をつかった 簡単なおばんざいをご紹介
やっぱり4月は、筍。大きい京都産のが店頭に並んでいました。桜とともに、フキノトウや、たらの目、わらびに山蕗、まさしく春を感じます。心も何かうきうきして、何処かに出かけたくなりますね!ちょっと手間ですが、是非、旬のものでお弁当を作って出かけてください。桜ごはんに菜の花の胡麻和えや、筍の付け焼き等・・・彩りもきれいですね!きっと春を2倍楽しむ事が出来ると思います。
「京 筍」
筍が採れる竹林は、うっそうと茂る竹林をイメージしますが、京筍の竹林は竹と竹の間が広く、整然として、土壌の手入れが行き届いています。収穫がおわると翌年に向けて、土造りをし、肥料を与え、わらを敷いたりなど、まさに筍畑だそうです。この手間暇が、美味くて柔らかい京筍を育んでいるのですね。
作り方
1.鯛の子は八切れに切り、酒を少し入れた湯でさっと湯どうししてざるにあけておく。
2.Aの煮汁に千切りにした土生姜と1をいれ煮る。
3.おたふく豆は塩ゆでしてから、薄皮をむいたものを Bの煮汁につけておく。
4.筍は1本湯がいた物を(ゆで方参照)太いところは輪切りにし、先の方は縦に切ったものをCの煮汁に入れ、かつおをいれて炊いておく。(輪切りのところはつけ焼きに使うので全て炊いていおきます)
5.三品をもり合わせる。
材料(4人分)
鯛の子:2ハラ
茹でた筍:先の方を8キレ
おたふく豆:8個
土生姜:一片
木の芽:少々
A
酒:大さじ2
みりん:大さじ2
出し汁:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ1
B
出し汁:大さじ3
薄口しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ1
C
出し汁:3カップ
薄口しょうゆ:大さじ3
みりん:大さじ3
削り節:ひとつかみ
Point
これが鯛の子です。
あまりお目にかかりませんが、旬なので探してね!
作り方
1.炊いた筍をDのたれにさっとくぐらせ、金網で焼いて焦げ目をつける。
2.木の芽をのせて出来上がり。
材料(4人分)
筍:炊いたもの4切れ
(鯛の子との炊き合わせ参照)
木の芽:少々
D
濃口しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ1
作り方
1.湯がいた筍の水分をよくとり、油であげておく。
2.たらの芽の根をきれいに始末して、こちらも油であげておく。
3.Eの材料をよく混ぜて、ドレッシングを作っておく。
4.1と2を熱いうちに3のドレッシングに木の芽をいれて合える。
材料(4人分)
ゆでた筍:12切れ
たらの芽:1パック
木の芽:少々
E
ドレッシング
酢:大さじ2
サラダオイル:大さじ5
塩:少々
砂糖:少々
マスタード:小さじ1
Point
たらの芽の根の部分は、えんぴつを削るようにこそげ落としてくださいね。
作り方
1.米は1時間前に洗ってざるにあけておく。
2.塩漬けのさくらは水につけて、塩をぬいておく。
3.炊飯器に1の米、水、 Fの調味料を入れて炊く。
4.炊き上がったご飯に2の桜をのせる。
材料(4人分)
米:3合
桜の塩漬け:12個
F
酒:大さじ1
塩:小さじ1
昆布:5cm